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礫質土の場合、ウェルポイントは施工できないのでしょうか?
できるとすれば適用範囲を教えてください。

投稿者:takeuchi 投稿日: 5月24日(火)12時57分14秒 <BR>

Re:レキ質土にウェルポイントを打設する方法
投稿者:利光 投稿日: 5月25日(水)11時04分25秒

残念ながら、レキ質土に対するウェルポイント工法の適用可否を定量的に判定する方法はありません。
施工経験が豊富で、技術的に信頼のできる専門会社にご相談ください。

以下、レキ質土におけるウェルポイントの打設方法を説明しますので参考にしてください。

ウェルポイントは通常、「ウォータジェット工法+人力」で打設します。
ウォータジェットで破壊された地山が泥水となって地上に噴出し、地中にできた空隙にウェルポイントを人力で押し込むのです。

レキ質土の場合、レキ分が地上に噴出するかどうかが施工可否の別れ目です。
レキ質土の場合、レキ分が地上に噴き上がらず、ウェルポイント先端に残留して、打設困難になることが多くあります。
したがって、通常工法によるウェルポイント打設が困難な場合には、プレボーリング工法などを併用しなければなりません。
ルーズな地盤の場合、チャックハンマによる打設工法を併用することもありますが、金網を破るなど、先端装置を破損することがあります。