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ディープウェルに用いるフィルタ材、シール材について

ディープウェルに使用するフィルタ材、シール材(止水材)には種々のものがあります。
ディープウェル施工会社、施工地域によって、使用材料も異なります。
写真の目盛間隔は10mmです。

■豆砂利 φ5mm~15mm

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一般的に使われている豆砂利です。
φ5mm~10mmを使用する場合もあります。
豆状と砕石状の砂利が混合状態となっています。
昔は、名前のとおりずべてが豆状の砂利でしたが、今では入手困難
となりました。

■珪砂(1号)

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ストレーナ部周辺の地山が微粒子分を多く含む場合に、使用します。
粒径が2mm~5mm程度と小さいため、使用にあたっては、網目閉塞
を防止しなければなりません。
製造会社によって粒度分布が異なりますので、事前チェックが必要です。

■砕石 φ5mm~25mm

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各種文献にディープウェル用フィルタ材として記載されています。
砕石ですから入手しやすく、安価です。
問題は「このような材料で土粒子の井戸内流入を防げるか?」
ということです。
使用にあたっては地盤への適用性を十分に検討しなければなり
ません。
※細粒分を含む地盤への使用は避けてください。

■固形ベントナイト

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「OKベントナイト」という名称の材料です。
減圧ディープウェルのシール材として使用しています。
水に浸すと24時間後に体積が2倍に膨張します。
砕石状なので取り扱いが容易です。
膨張速度が緩やかなので、ケーシング引抜き時の井戸鋼管共上がり
の心配もありません。
海水などの塩分を含む地下水の場合は膨張(膨潤)しませんので注意
してください。。
その場合には、粘土塊、モルタルなどを使用することも検討しなければ
なりません。